-若者と地域をつなぐプロジェクト事業-『国語・算数・理科・デザイン!』

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『国語・算数・理科・デザイン!』

デザインの“締め切り”の話

 

 

いやはや、言い訳ではないですが……

こちらのブログの投稿(澁谷の投稿)、冬眠してしまっていました、ごめんなさい。

そうして、冬眠からノソノソと起き上がってきたら

あれよ、あれよという間に「国語・算数・理科・デザイン!」の

最終成果報告会がもうすぐ目の前に迫っているではありませんか!?(汗)

 

 

そんなこんなで、全14チーム、あと残すところ一週間を目の前に、

ジタバタ、ジタバタ、各チームそれぞれに、それぞれらしくもがいてくれている毎日で、

我々運営チームYODも、そこに伴走しながら、ジタバタする日々ですが。

そんな今、正直にここに、僕は書きたいと思いますが、

「最終成果報告会」という名の「締め切り」があるからと言って、

全14チームのみんな、何も焦ることなどないですからね。

  

 

普段「デザイン」ということを生業にしている僕(澁谷)が感じていることですが、

本来「デザイン」というものは、「始まったら、ずっと続くもの」という気持ちです。

「1+1=2」の世界などでは簡単に終えることのできない、

「1+1=3」だったり、「1+1=4」だったりする世界とも言える「デザイン」の現場には

本質的には「締め切り」という概念はないのかもしれないと思います。

普段から僕(澁谷)はよく言葉にしていますが、

つまり、デザインするということは、「ずっと寄り添い続ける」ということであって、

どこにも「終わりなど見えない責任」であり、「終わりの見えない姿勢や態度」なのだと思います。

「締め切り」というリミットがあるのであれば、それは大人の都合でしかなかったり、

どこかで無責任な人が設定してしまった、怠慢でしかなかったりするような気がします。

  

 

ということで、改めて、14チームのみんなに伝えます。

3月5日、6日に向けて、何も焦ることなどありませんからね。

3月5日、6日の「最終成果報告会」が終わった以降も、

今、それぞれが向き合っている「観察・デザイン」に対して、

寄り添い続けたいという気持ちがあるのであれば、

「何も焦ることはないよ。締め切りはないからね」と、ここにメッセージします。

 

 

「デザイン」は始まったら、ずっとずっと続くもの。

「デザイン」とは、そんな途方もない思考の旅でございます。

ではでは、あと一週間、もがきにもがいた先に、皆に出会えることを楽しみにしています。

 

ではでは、国語・算数・理科・デザイン!    (投稿:澁谷和之|澁谷デザイン事務所)

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主催:秋田県あきた未来創造部地域づくり推進課
運営:一般社団法人ドチャベンジャーズ
企画・協力:澁谷デザイン事務所