夏はフルーツの季節。さくらんぼからはじまり、もも、すいか、メロンと旬が順番にやってくる。道の駅や農協の直売所にいくと、所狭しと箱詰めされた果物が陳列されている。
実家から「メロンが食べたい」と連絡を受け、三種町にある直売所”ドラゴンフレッシュセンター”へ。八竜はメロン栽培が盛んで、マスクメロン、月の雫、ドラゴンレッド、ドラゴングリーン、キスミーメロン、タカミレッド、ホームランメロンなどなど、30種類ほどが時期をずらして収穫されている。
そんな中、気になるメロンがあった。その名も、「パンナ」。かわいい名前だ。きっと子どもが大好きなあのキャラクターから、名前をつけたのではと予想できる。
この”パンナ”とはどんな意味なのだろう?お菓子にパンナコッタもある。パンナを調べてみると、イタリア語で生クリームを意味するらしい。(ちなみに、コッタは火を通したという意味だそうな)
可愛くて美味しいイメージの外国語を選んで、名前をつけてしまう。メロンにパンナと名前をつけると、メロンなのか生クリームなのか、混乱してしまう。名前の意味を考えると、「生クリームメロン」って、生ハムメロンみたいな料理名じゃないか!
サハラ砂漠(サハラ=砂漠)、アゴラ広場(アゴラ=広場)とはまた違う新たな言葉の使い方。料理名を素材につけちゃう新たな使い方。果物の名前から目が離せない!
ではでは、国語・算数・理科・デザイン! (投稿:柳澤龍|一般社団法人ドチャベンジャーズ)