写真は新屋高校の入り口にある坂。
看板の下に色とりどりの花壇が陳列されている。
よ~く看板を見てほしい。そこにこの花壇のすべてが詰まっている。
この花壇を作ったのは、昨年度の本プログラムに参加した新屋高校生徒会執行部、チーム闇鍋だ。通学路の観察を通して、さまざまな企画を提案してくれた。新屋駅前のイルミネーション、大森山動物園の動物たちへの食材提供、新屋雪まつりへの出店など。
中間報告会での発表では、イルミネーションを企画すると発表があった中で、蒔苗さんただ1人だけ、「僕は花壇を作りたかった」と一人つぶやいた。チームとしてはイルミネーションをするけど、蒔苗さんの思いは1人だけ異なっていた。
時間はすぎ、コロナ禍で紆余曲折あった。結果として、今年できることは「花壇を作ること」になった。仕方がなく花壇になったのではない。闇鍋として精一杯、取り組む中でこの選択肢をとった渾身の花壇だ。
「新屋にふさわしい花はなにか?」「大潟村には風に強い花があるらしい」「砂地でも生きる花もあるって」とチームでの議論を重ねた結果の花壇。手配は金足農業高校が担当しています。
普段、いろんなところでみる花壇がある。花壇を作りたい人たちの思いが、気になってしかたがない。
ではでは、国語・算数・理科・デザイン! (投稿:柳澤龍|一般社団法人ドチャベンジャーズ)