-若者と地域をつなぐプロジェクト事業-『国語・算数・理科・デザイン!』

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『国語・算数・理科・デザイン!』

レイアウトの、この例OUT!

いやはや、なかなかその後ブログの更新ができず……

我らが智の巨人・柳澤くんの更新に頼ってしまってばかりいました、

ごめんなさい、ご無沙汰の投稿、澁谷デザイン事務所の澁谷です。

 

 

さて、ということで、気を取り直しまして、今日は筆を取ったわけですが。

この夏の終わりに、我が2歳になる息子の誕生日を記念して、

ある日、秋田県は日本海側に位置する「男鹿市」へとプチ旅行に出掛けまして。

今日は、その際に遭遇してしまった・・・

男鹿市某所の「OUT(アウト)なデザインの例(レイ)」について、言及したいと思います。

  

 

はい、こちらが、その問題現場の目撃写真です。

  

 

我らが秋田県が誇る、間違いなく秋田のスペシャルアイコン的存在である、そう『ナマハゲ』です。

そんな秋田を代表する『ナマハゲ』が君臨する観光地・男鹿市の某所で出会ってしまった、この光景。

来訪神として崇められる『ナマハゲ』のスグ左横、ほんの1メートルばかりの距離に設置された

『おむつ交換台(おむつ交換台スペース)』に、僕は目を疑いました・・・。

  

 

「この旅の思い出にと、記念写真を撮るべく“ベストポジション”のここに、この位置に、

なぜ? わざわざ『おむつ交換台』を置きますか???」と・・・。

 

 

この『ナマハゲ』様のすぐ横に『おむつ交換台』を設置した方は、

一体全体どんな意図(きっと何も考えてないだろうけど・・・)で、

ここに『おむつ交換台』を置こうと思ったのだろうと、謎は深まるばかり・・・

もしかしたら、もしかしたらですよ

(これは僕なりのフォロー・優しさであり、過ぎた深読みかもしれませんが・・・)、

ここに『おむつ交換台』を設置した方の意図(デザイン)としては、

「泣く子はいねが〜〜〜!!!」と、赤ん坊を脅し泣かせることで、

それを前にした赤ん坊が、そのナマハゲの怖さに恐れおののき、

「おしっ◯」や「う◯こ」を漏らしてくれる(タイミングよく用を足してくれる)のではないか・・・

なんて、想像してみるのですが、僕なりのこの光景に対するフォローは無駄でしょうか・・・

(はい・・・無駄ですね・・・汗)

 

 

 

はい、ということで、久々にペンを取り、書き走りました今回のブログ投稿・・・

無理あるフォローに、ぐったり疲れてしまいましたが・・・、

前回の僕からの投稿でも触れさせていただきましたが、

デザインの業界には「配置する」という意味で、『レイアウト』という言葉があります。

『レイアウト』とは、とても恐ろしい行為だと、この光景を目にして改めて肝に銘じた僕、

一つのモノ(情報)と、もう一つのモノ(情報)が隣り合い、関係し合うシーンは

私たちの日常に、何千、何万、何億・・・・・と、無数に存在します。

そして、それら一つ一つのレイアウトに何らかの「意味」が生じているということ

我々、生活者・社会構成員は常に肝に銘じ、緊張感を持って日常を『レイアウト』しないと、

こんな恐ろしい光景・未来が、我々の環境を蝕んでいくのであります。

あー、恐ろしや、あー、恐ろしや。

 

 

ではでは、国語・算数・理科・デザイン!    (投稿:澁谷和之|澁谷デザイン事務所)

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