-若者と地域をつなぐプロジェクト事業-『国語・算数・理科・デザイン!』

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『国語・算数・理科・デザイン!』

「好き」と「トイレ」の関係

 

今日は、朝一番から「トイレ」の観察考について。

こちらは、僕も大好きな五城目町の某居酒屋のトイレにて。

  

ちょっと飲み過ぎたな・・・と、トイレに入ると

はい、そこは個室内一面が「YAZAWA! YAZAWA! YAZAWA!(矢沢永吉!)」

ほろ酔いの酔いも醒めるような、このYAZAWA LOVE♡

  

 

 

矢沢永吉のポスターはじめ、レコードジャケットはもちろん、

居酒屋のマスターが過去に足を運んだと思われるコンサートチケットまでもが、

大事に、大事に、その愛溢れんばかりに(これは既に、確実に、溢れていますが・・・)、

トイレの隅々を埋め尽くしています。

 

 

「トイレ」という個室空間とは、とても不思議な空間で、

ただただ、用を足すためだけの機能性が満たされているだけでなく、

「一人きりになれる空間」であり「個人の細やかな時間が守られる空間」であるという、

ある意味、個人の無目的な機能性が満たされる人間らしい空間と言えます。

つまり、そこは、無意識のうちに「自分の“好き”で満たしたくなる」ような

自分剥き出しの欲求にかられてしまう(そんな欲求を満たしてくれる)空間なのだと

この「矢沢永吉大好きトイレ空間」を目の当たりにすると、僕たちは教えられるのです。

 

  

僕(澁谷)は、これまでさまざまな「好き」と「トイレ」における関係の観察をしてきましたが、

そこには僕の個人的な、ある統計データがありまして・・・、

あくまで、これは僕個人の見解の範囲によるものですが、

「個人空間でありながら、公共空間でもあるお店のトイレを

自分の“好き”で埋め尽くしてしまっているお店は、かなりの確率で繁盛している」という

そんな、不確か極まりないデータが割り出されています。

  

「自分の“好き”を、公に曝(さら)け出す」という行為は、

実はとても恥ずかしいことであり、そんな誰にでも、簡単にできることではありません。

でも、それができるお店や、それができる人(人間)は、

その素直で真っ直ぐな部分を、たくさんの人に愛されているように僕は感じます。

 

  

未来の自分探しで迷っている・・・、なんて、そんな貴方がもし居たら、

まずは、自分の「トイレ」という空間や時間を観察し、見直し、自分の“好き”に素直に演出してみる

そこには、未来へのヒントが見え隠れする(?)かもしれません。

なんて、そんなどーでもイイことを考えてしまいながら、

本プロジェクトのリーダーであり、智の巨人である柳澤 龍氏と

某居酒屋にて飲み過ぎてしまった(彼は一滴も飲みませんが・・・)、

素晴らしきあの日の夜のこと(翌日の二日酔いのこと)を、僕は、一生忘れないでしょう。

 

 

ではでは、国語・算数・理科・デザイン!    (投稿:澁谷和之|澁谷デザイン事務所)

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主催:秋田県あきた未来創造部地域づくり推進課
運営:一般社団法人ドチャベンジャーズ
企画・協力:澁谷デザイン事務所