-若者と地域をつなぐプロジェクト事業-『国語・算数・理科・デザイン!』

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『国語・算数・理科・デザイン!』

講義室を解きほぐすスライド

3年ぶりに免許更新の案内が届いた。
なんどかスピード違反で点数をきられたことがあり、
優良運転者ではなく一般運転者の扱いだ。

更新のため免許センターへ向かう。長い列に並んで、
機会に古い免許証を読み込ませて住所を確認し、
更新費用を支払い視力検査を済ませ写真を撮影する。

すべて手続きが終わると、1時間の講義を受講しなければならない。
円滑に手続きが終わってしまい、講義がはじまるまで40分もある。
50人の部屋にたった1人、席に座って待つしかない。
読書して気を紛らせていたら、ふと教室のプロジェクターに投影しているスライドに目がとまった。

交通安全に関わる警告写真や講義がはじまるまでの注意が投影されているだけと思っていた。でも、よく見てみると。。

交通安全を題材にした小中学生によるこども川柳が流れている。
講義がはじまるまで緊張感のある教室。どうしてもリラックスできない中、交通安全に向けたメッセージを発しつつも和やかな雰囲気をこのスライドが作っていた。

役場、交通機関、病院、商業施設などいろんなところにテレビやディスプレイがある。投影されているものに目をやっても面白いと思ったことはなかった。けど、免許センターの講義室に投影されたこども川柳は、受講者と部屋の関係を適度に緊張させつつもリラックスできるようにする素晴らしいスライドだと思った。

退屈になるはずの1時間の講義も、思ったより楽しくすごせた。講師はテキパキと資料を飛ばしつつ、「あとは家に帰ってビールでも飲みながら読んでください!」と笑顔で講義を進めていきました。変わらない内容を話す講師も、ここまで面白くできるんだと脱帽です!

ではでは、国語・算数・理科・デザイン!    (投稿:柳澤龍|一般社団法人ドチャベンジャーズ)

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主催:秋田県あきた未来創造部地域づくり推進課
運営:一般社団法人ドチャベンジャーズ
企画・協力:澁谷デザイン事務所