私(澁谷デザイン事務所の澁谷)からの投稿は
約一ヶ月ぶりの投稿となってしまいまして、本当にごめんなさい、反省。
ということで、この一ヶ月の中で、一番僕が感じた「観察」を今日は一つ。
こちらブログにも、何度となく口煩く書いている気がしますが、
「デザイン」とは「言葉」のことだと、僕はつくづく感じます。
そして「デザイン」とは、「手」でする行為ではなく「足」でする行為だとも、つくづく感じます。
つい先日のこと、某図書館で見かけた「言葉」という「デザイン」。
コロナ禍の影響を受けて、メッセージされるようになった「人との距離」のこと。
「ソーシャルディスタンスを保つため、一つ席を空けてお座りください」
と、言葉にするのか……、それとも……
この某図書館に勤務する「司書」という名の「デザイナー」が言葉に向き合ったように
「ぼくのとなり 空いてるワン」と、言葉にするのか。
ここには「伝え方・伝わり方」における大きな意味・デザインの違いが見て取れる。
このメッセージサイン、流石の司書さん、あっぱれだなと。
社会に溢れる「言葉」を今一度疑ってみること。
どこか分かっていたような言葉の裏側にこそ、
「デザイン」の本質的なスタートラインが見え隠れしている。
そして、「デザイン」は「手」ではなく、「足」で遂行することなのだと
最後に念押しさせていただく!
今年も残すところ、あと一ヶ月半。
ここからギアを一段上げて、このブログにも注力したいと思います(再反省)。
ではでは、国語・算数・理科・デザイン! (投稿:澁谷和之|澁谷デザイン事務所)